- NaNageN ー七玄ーさんの取り組み
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GMO飼料やホルモン剤・抗生物質の残留性の観点から、植物性原料のみを使っています。エネルギー資源節約のため、地域の有機物資材(落ち葉・剪定枝・米糠・籾殻・竹など)を用いて、電気や燃料を使わず、自然発酵のみをエネルギー源として堆肥を作っています。また堆肥自体も、直接的な肥料というよりは、間接的に土壌改良材として活用し、土壌中の微生物の生態系を豊かにすることを目的としています。
生産物は、自家採種した種から育て(購入した種・苗を除く)、栽培期間中農薬不使用・植物性堆肥のみ・可能な限り無肥料栽培で生産しており、作物の生命力を最大限に活かした、健全な野菜作りをしています。
2022年現在有機JAS認証圃場もしくは有機JAS移行中圃場のみで作付しており、ビニールマルチを張らず、なるべく化学系資材を使わない生産方法ですので、基準はより厳しいものとなっています。
固定種の自家採種にも積極的に取り組み、より地域に根ざし安定した農業を心がけています。
- オーガニックエコ農業に取り組んでいる理由、背景、思い
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幼少の頃から自然が好きで、動植物とふれあいながら育ちました。高校の頃、身近な自然が汚されていくのを肌で感じ、大学で環境学を専攻しました。
大学で研究していく中で、これからの社会に必要なのは農業であると感じ、農業生産法人で研修生になる道を選びました。
かなり大規模な法人だったのですが、慣行農法で輸入飼料や農薬などの化学系資材を大量に使う生産方法に疑問を感じ、一度農業からは離れました。
30代を前にして、これからの人生設計をゆっくり考えたいと思い、仕事を辞めて自転車日本一周の旅に出ました。
旅の方は一年かけて無事達成し、これから何をやるかという時に、思いついたのはやはり農業でした。
その後は兵庫県篠山市に滞在しながら、家庭菜園から始まり農家のお手伝いをする中で、農地も使わせていただく事になり、
一年間計画を立てて栽培してきました。その後、縁あって京丹後にて農家としてやっていくことになりました。
「次世代に胸を張って引き継げる農業」を目的に、環境負荷が少なく持続可能な農業の確立するために始めました。
肥料を用いず、過剰に耕さず、種を繋いでいくことで、その土地にあった品種が定着し、より手間をかけずに作れるようになります。
そうした農法こそが、次世代の利益を損なうことなく繋いでいけるという信条の元でやっています。
現在は丹波篠山市に戻り、小麦を中心に作付けしつつ、各種固定種の種採りを続けています。
- 希望するお取引の進め方など
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買い物は投票であり、消費こそが社会を創る活動の中心ですから、自分が食べるものやお客様に提供するものを、どんな人がどんな想いでどうやって作っているかを知った上で判断して頂きたいと思います。